先日、京都市中京区のマンションで火災が発生し、お一人の方が亡くなられました。奥様とお子様との3人暮らしで、ご家族は避難されて無事だったものの、ご主人だけが亡くなられたという大変痛ましい火災です。亡くなられた方のご冥福を心よりお祈りするとともに、被害に遭われた皆さまにお見舞い申し上げます。
火災の原因はまだ発表されていませんが、これから迎える年末年始は、暖房や調理などで火を使う機会が増え、空気も乾燥するため、火災が増加する季節です。
「うちはそんな事ならへんわ~」が一番危険!
『火の用心?硬い事言うな~、うちはそんな事ならへんわ~』
実はこの考え方こそが、一番危険です!
京都市内の火災原因を見てみると、令和7年は次のような順位でした。
- たばこ(40件)
- 電気機器(34件)
- 放火(疑い含む)(29件)
この顔ぶれは、ここ数年ほとんど変わっていないように思います。最近ではモバイルバッテリーなど、リチウムイオン電池の発火・破裂による火災も増えていますが、どの原因にも共通しているのは「大丈夫だろう」という過信による不注意です。
身近に潜む火災の危険
たばこ
私も昔はたばこを吸っていましたが、布団の上で吸っていて火種が落ち、焦がしてしまうことも普通にありました…。布団や座布団に落ちた火種は、炎を上げずにくすぶりながら大量の煙を出し、気づいたときには手遅れということもあります。寝たばこ、吸い殻の始末には十分ご注意ください。
電気
電気に関しても、コンセントがホコリまみれになっていたり、タコ足配線だらけになっていたりと、危ない箇所は意外と多いものです。冷蔵庫やテレビの裏など、普段目に入らない場所こそ要注意です。
年末の大掃除のついでに、お部屋の点検を
- コンセントやプラグにホコリがたまっていないか
- タコ足配線になっていないか、コードが傷んだり家具の下敷きになっていないか
- モバイルバッテリーが膨らんでいたり、異常に熱くなったりしていないか
- 寝たばこをしていないか、吸い殻は水で消して処分しているか
- 住宅用火災警報器が正しく作動するか
一度「明日は我が身」と思って、お部屋の点検をしてみてはいかがでしょうか!
参考記事:京都市のマンションで火災 1人死亡3人救急搬送(関西テレビ放送 カンテレ)
参考資料:住宅の防火・防災対策(京都市消防局)